「リリース・フラグ」とは、決済照合システムにおいて「受渡しが実行できるか否か」の情報を設定する項目です。
「リリース実行可」又は「リリース実行不可」を設定します。
「証券残高あるいは資金残高が不足しているために受渡しを実行できない」など、実行できない理由は限定しません。
決済照合システムの国内取引では、
〇 株式及び新株予約権付社債で、新規記録以外の場合に利用できます
〇 株式及び新株予約権付社債の新規記録、一般債、短期社債の場合には「リリース実行可」のみ設定できます
リリース・フラグを使用して株式等振替システムへの連動を制御することができます。「リリース実行不可」の場合、決済照合で照合項目がすべて一致しても、株式等振替システムには連動振替請求を送信しません。