参加者基金預託額のうち、参加者基金所要額の超過分を参加者基金任意預託額といい、確保資産に算入されます。なお、各ＤＶＰ参加者の参加者基金所要額は、毎月末に一定の算式によって再計算が行われ、ほふりクリアリングから各参加者に新所要額の通知が行われます。
各参加者は新たに通知された所要額が既に預託済みの金額を超える場合には、その差額について毎月第４営業日までに追加預託を行う必要がありますが、その一方で、新たに通知された所要額が、既に預託済みの金額を下回る場合には、その差額は「任意預託額」となります。参加者基金任意預託額については、各参加者が返還請求できるものとしています。

また、新参加者基金所要額の適用日（第５営業日）の前営業日（第４営業日）において、参加者基金任意預託額の返還請求を行う場合は、新参加者基金所要額に対する超過分の範囲で返還を請求することができます。

 

なお、仮に誤った金額で参加者基金任意預託額を想定より多く預託した場合、誤った金額を自動で返還する機能はありません。決済日当日の9:00から14:00までの間に参加者基金任意預託額の返還にかかる請求を行ってください。